ロレックスの中でも通好みな選択として不動の人気を誇る「サンダーバード」
時計愛好家の間では有名な存在ですが、最近では
「ロレックスのサンダーバードを愛用する芸能人は誰?」
「Ref.16264などの中古相場はどうなっているの?」といった疑問を持つ方も増えているようです。
しかし、いざ自分が手に入れようと思うと、廃盤モデルゆえの個体選びの難しさや、価値としての将来性、さらには精巧な偽物への不安など、知っておくべきポイントが山ほどあります。
この記事では、私 masa が時計ファンの視点で、サンダーバードの歴史から芸能人の着こなし術、そして賢い買い方までを網羅的に解説します。
この記事を読めば、あなたの時計選びがより楽しく、確かなものになるはずですよ。
- サンダーバードを愛用する国内外の芸能人の顔ぶれとその着こなしの極意
- アメリカ空軍との歴史的な絆やモデル名に隠されたロマンあふれる背景
- 歴代リファレンスごとの技術的特徴と2025年以降の市場価値の動向
- 中古購入で失敗しないための真贋判定のコツと価値を守るメンテナンス術
ロレックスのサンダーバードを愛用する芸能人の正体

ロレックスのサンダーバード(デイトジャスト・ターノグラフ)は、ドレスウォッチの気品とスポーツモデルの機能性を併せ持つ稀有な存在です。
その絶妙な立ち位置ゆえに、自身のスタイルを確立している多くの著名人たちに選ばれてきました。
ここでは、なぜ彼らがサンダーバードに惹かれるのか、その具体的な愛用エピソードや着用モデルの特徴について深掘りしていきましょう。
木村拓哉が愛用したブルーダイヤルの魅力
日本におけるロレックス人気の立役者といえば、やはり木村拓哉さんの名前を挙げないわけにはいきませんよね。
彼が着用したモデルは、通称「第5世代」と呼ばれるRef.16264のブルーダイヤルだと言われています。
このモデルは、ステンレスケースにホワイトゴールドの回転ベゼルを備えた非常に洗練された仕様で、光の当たり方によって表情を変える深いブルーの文字盤が特徴です。
木村さんはバラエティ番組や雑誌などで、カジュアルなデニムスタイルやライダースジャケットに合わせてこの時計をさらりと着けこなしていました。
サンダーバードの最大の特徴である「回転ベゼル」は、サブマリーナーのようなダイバーズウォッチほど主張しすぎず、それでいて通常のデイトジャストにはないアクティブな印象を与えてくれます。
木村さんの持つ「洗練された大人のラフさ」に、この常に変わらないデザインが完璧にマッチしていたんですよね。
彼の着用によって、当時の市場ではブルーダイヤルの相場が跳ね上がるほどの現象が起きました。
私自身、彼の着こなしを見て「36mmという絶妙なサイズ感こそが日本人の腕には一番格好いいんだ」と再認識させられたのを覚えています。
ただの高級時計を見せびらかすのではなく、自分のファッションの一部としてサンダーバードを取り入れるそのセンスは、今見ても全く色褪せていません。
登坂広臣の着こなしに見るヴィンテージの融合
現代のファッションシーンを牽引する三代目 J SOUL BROTHERSの登坂広臣さんも、サンダーバードの愛用者として有名です。
彼は最新のストリートファッションに、あえてジュビリーブレス仕様のクラシックなサンダーバードを合わせることで、独特のラグジュアリー感を演出しています。
サンダーバードには大きく分けて「オイスターブレス(3列)」と「ジュビリーブレス(5列)」がありますが、登坂さんはよりドレッシーなジュビリーを選んでいる点が興味深いですね。
オーバーサイズのパーカーや複雑なレイヤードスタイルといった現代的な装いに、1980年代から90年代の空気感を纏ったサンダーバードを差し込むことで、コーディネート全体に深みと歴史的な重みが加わるんです。
これは「ヴィンテージ・ミックス」という高度なテクニックですが、サンダーバードが持つ「スポーツとドレスのハイブリッド」という特性が、その橋渡し役を見事に果たしていると言えるでしょう。
若い世代の間でサンダーバードが再び注目されているのは
彼のようなアイコンが「古いものを新しく見せる」魅力を発信しているからかもしれません。
サンダーバードは決してオジサン向けの時計ではなく、エッジの効いた若者のスタイルにもこれほどまでに馴染むのだと、彼の着こなしは証明してくれています。
私たちのような一般人がヴィンテージロレックスを楽しむ上でも、非常に参考になるスタイルですよね。
エリッククラプトンが選んだ初期ターノグラフ
海外の著名人に目を向けると伝説的なギタリストであり、世界屈指の時計コレクターとしても知られるエリック・クラプトンの存在が光ります。
彼は、サンダーバードの先祖にあたる初期のターノグラフ、Ref.6202を所有していたことで知られています。
このRef.6202は1953年に登場したモデルで、実はロレックスで初めて回転ベゼルを量産化した
スポーツウォッチの原点とも言える歴史的な1本なんです。
クラプトンがこのモデルを選んだという事実は、彼が単なるブランド志向ではなく、時計が持つ歴史的背景や「物語」を重視していることを物語っています。
Ref.6202のベゼルは、後のサブマリーナーに引き継がれるデザインの原型でありながら、文字盤の雰囲気は1950年代特有のクラシックな美しさを保っています。
こうした「起源」を感じさせるモデルを愛用するあたりに、彼の美学を感じずにはいられません。
彼のような本物のセレブリティがサンダーバードの系譜を愛でることで、このモデルは「成功者のための実用時計」という不動の地位を築き上げたのだと思います。
音楽と同様に、時が経つほどに深みを増すヴィンテージ・ロレックスの魅力を、彼は誰よりも深く理解していたのでしょうね。
海外セレブや映画スターを魅了する独自の気品

ハリウッドの世界でも、サンダーバード(海外では主にターノグラフと呼ばれます)は「知る人ぞ知る名品」として根強い支持を集めています。
例えばブラッド・ピットやジョージ・クルーニーといった、クラシックな装いを好むスターたちの手元に、デイトジャストの派生モデルが収まっていることがよくあります。
彼らがサンダーバードに惹かれる理由は、その「控えめな主張」にあるのかなと思います。
デイトナやGMTマスターのような、一目でそれと分かる派手なスポーツモデルも素敵ですが、映画の記者会見やプライベートのひとときに、あえてデイトジャストに回転ベゼルがついた「少し捻った」モデルを選ぶことで、大人の余裕と個性を表現しているんですよね。
映画の中のキャラクターとしても、仕事に対してストイックでありながら遊び心を忘れない「プロフェッショナルな男」を象徴するアイテムとして、サンダーバードはこれ以上ないほど適役です。
派手なトレンドに流されず、自分にとって本当に価値のあるものを選び取る。
そんなハリウッドスターたちの姿勢が、サンダーバードというモデルの気品をさらに高めているように感じます。
彼らのライフスタイルに寄り添うサンダーバードは、まさに「永遠のスタンダード」と呼ぶにふさわしい1本ですね。
アメリカ空軍サンダーバーズとの歴史的関係
サンダーバードという愛称の由来を語る上で欠かせないのが、アメリカ空軍の精鋭アクロバット飛行チーム「サンダーバーズ(USAF Thunderbirds)」との深い絆です。
1950年代、このチームの隊員たちがロレックスの回転ベゼル付きデイトジャストを公式時計として採用したことから、この愛称が定着しました。
当時のパイロットたちにとって、航空航法における分単位の計測は生死に関わる重要な作業であり、ロレックスの回転ベゼルはその高い精度と操作性から絶大な信頼を寄せられていたんです。
実際に、1956年から1957年にかけてチームに所属していたウィリアム・ポーグ隊員などがこの時計を愛用していた記録が残っています。
ロレックスはこの強力な結びつきをマーケティングに活用し、特にアメリカ市場向けの広告で「サンダーバード」の呼称を前面に押し出しました。
この「軍の精鋭が認めたツール」という背景が
ドレスウォッチであったデイトジャストに力強いアイデンティティを与えたわけです。
空の英雄たちが愛した時計だと思うと、単なる高級時計という枠を超えた、特別なロマンを感じずにはいられませんよね。
この歴史的背景こそが、世界中の男性を虜にし続けるサンダーバードの真の魅力の根源なのだと思います。
当時のパイロットたちが実際に着用していたモデルや歴史については、公的な記録でもその一端を知ることができます(出典:アメリカ空軍国立博物館 公式サイト)
ロレックスのサンダーバードと芸能人の相場と真贋
サンダーバードは2011年を最後に生産が終了しており、現在は中古市場でしか手に入らない希少なモデルとなっています。
廃盤から時間が経つにつれ、その価値は再評価されており、相場も年々上昇傾向にあります。
ここからは、金銭的価値の視点も含めた市場価値や、偽物を掴まないための真贋判定、そして長く愛用するためのメンテナンスの重要性について詳しくお話しします。
価値が高まる歴代リファレンスの価格推移

サンダーバードの価値は、今まさに大きな転換期を迎えていると感じます。
2026年現在の相場を振り返ると、数年前までは50万円前後で取引されていた個体が、今や80万円から100万円を超えるのが当たり前になってきました。
特に注目すべきは、世代ごとの価格差です。
プラスチック風防のヴィンテージ感がたまらないRef.1625、実用性の高いサファイア風防を備えたRef.16264、そして最後を飾った豪華なRef.116264。
それぞれに熱狂的なファンがおり、コンディションが良い個体は市場に出るとすぐに売れてしまう状況です。
私が見る限り、サンダーバードは爆発的な高騰こそありませんが、逆に言えば暴落のリスクも極めて低い「手堅い富」と言えるでしょう。
特に、芸能人の着用モデルと同じ仕様の個体や
希少な文字盤カラーは今後も価値が維持されやすいはずです。
これからの数年で、良質な個体はさらに減っていくことが予想されるため、サンダーバードを狙っている方は今のうちに動いておくのが賢明かもしれませんね。
| リファレンス | 主な製造時期 | 2026年相場目安 | 価値の評価 |
|---|---|---|---|
| Ref. 1625 | 1960年代~70年代 | 65万円 ~ 95万円 | ヴィンテージ需要で安定 |
| Ref. 16264 | 1988年 ~ 2004年 | 80万円 ~ 110万円 | 実用性が高く人気上昇中 |
| Ref. 116264 | 2004年 ~ 2011年 | 115万円 ~ 150万円 | 最終型として高値維持 |
※数値はあくまで一般的な目安です。正確な市場価格については、ロレックスの公式サイトや市場動向を専門に扱うサイトなどを確認することをお勧めします。
日本限定600本のグリーンターノグラフの希少性
サンダーバードの歴史の中で、伝説的な存在となっているのが「グリーン・ターノグラフ」です。
これは2011年の生産終了直前に、日本国内の正規店のみで販売された超限定モデル。
Ref.116263(コンビ)とRef.116264(ホワイトゴールドベゼル)の2種類が存在し
最大の特徴は本来「赤色」である秒針やデイトの数字
文字盤のロゴが、ロレックスのコーポレートカラーである「グリーン」に変更されている点です。
販売本数は白文字盤300本、黒文字盤300本の計600本。
ロレックスが特定の国のためにこれほど露骨な限定仕様を作ることは極めて珍しく、そのため世界中のコレクターが目を皿のようにして探しているプレミアムな逸品となっています。
中古市場での価格は通常のRef.116264が120万円程度なのに対し、グリーンモデルは200万円を超えることも珍しくありません。
一目でそれと分かる特別感と、圧倒的な希少性。
これこそがサンダーバード・コレクションの頂点に君臨する理由です。
もしも時計店で見かけることがあれば、それは奇跡に近い出会いかもしれません。
私自身、愛好家の先輩に頼み込んで一度だけ実物を見たことがありますが、あのグリーンの鮮やかさは他のモデルにはない独特のオーラを放っていました。
16264などポストヴィンテージの実用的な評価
私がサンダーバードの中で最も「日常使いに最高」だと断言できるのが、1988年頃から登場したRef.16264などのポストヴィンテージ世代です。
この世代の最大の利点は、現代の時計に劣らない実用性と、ヴィンテージ特有の「枯れた」雰囲気が絶妙に同居していることです。
風防には傷に強いサファイアクリスタルが採用され、防水性能も100mへと強化されました。
さらに、ムーブメントにはロレックス史上屈指の傑作機であるCal.3135を搭載。
この機械は精度・耐久性・メンテナンス性のすべてにおいて完成されており、今でも現役で全く問題なく正確な時を刻んでくれます。
Ref.16264は、回転ベゼルがアルミ製から金属の削り出しのような重厚な質感に変わり、高級感が一段と増したのもポイントですね。
一方、休日のカジュアルな格好にも、その回転ベゼルが持つスポーツ要素が絶妙にフィットする。
1本で何役もこなせるこの汎用性は、コストパフォーマンスの面で見ても非常に高いと言わざるを得ません。
初めてのサンダーバード選びで迷っているなら、このRef.16264を選んでおけば間違いありません。
飽きが来ず長く付き合える最高の相棒になってくれるはずです。
偽物を見抜くための王冠透かしと細部の判定法

サンダーバードの人気が高まるとともに、残念ながら非常に精巧なコピー品、いわゆる「スーパーコピー」が市場に出回るようになっています。
大切な富を守るためには、私たち購入者側も真贋を見極めるための知識を持つ必要があります。
まず注目すべきは、6時位置のサファイア風防に施された「王冠の透かしエッチング」です。
2000年代以降のモデルに採用されていますが、本物は非常に細かく繊細なドットの集合体で構成されており、肉眼ではほとんど見えません。
ルーペを使って特定の角度から光を当てて、ようやく浮かび上がる程度の控えめなものです。
またサンダーバード独自の「両方向回転ベゼル」の操作感も重要なチェックポイントです。
ダイバーズウォッチとは違い、クリック音が発生せずに滑らかに回るのが本物の証。
少しでもガタつきがあったり、安っぽい音がしたりする場合は要注意です。
他にも、デイトジャスト機構が深夜0時に「瞬時に」切り替わるか、インデックスの夜光塗料にムラがないかなど、細部を徹底的に確認しましょう。
とはいえ最近の偽物は中身のムーブメントまで似せていることがあり
外観だけでは判断がつきにくいのも事実です。
最終的な判断は、必ず信頼できる日本時計輸入協会などが認定する専門の鑑定士がいるショップで行うようにしてください。
後悔しないためにも、価格の安さだけで飛びつかないことが、偽物を避ける最大の防御策です。
政府も模倣品の購入防止を強く呼びかけています。偽物を買うことは犯罪組織の資金源になるだけでなく、自分自身が詐欺被害に遭うリスクも高まります。
(出典:経済産業省 特許庁『絶対買わんぞ!コピー商品』)
ネットオークションやフリマアプリでの個人間取引では、偽物を掴まされるリスクが飛躍的に高まります。
特に「海外購入品」「並行輸入品のため保証書なし」といった説明がある場合は慎重になってください。
真贋が不安な場合は、必ず鑑定済みの保証がある中古専門店での購入を強くお勧めします。
最終的な判断は自己責任となりますが、専門家への相談を惜しまないことが重要です。
価値を維持するためのメンテナンスと保管方法

サンダーバードを単なる実用品としてだけでなく、価値ある「富」として維持するためには、日頃のメンテナンスが欠かせません。
ロレックスは一生モノと言われますが、それは適切な手入れがあってこその話。
基本的には3~5年に一度のオーバーホールが理想的です。
内部の潤滑油は時間の経過とともに劣化し、そのまま使い続けるとパーツ同士が摩耗して致命的なダメージを与えてしまいます。
特にサンダーバード独自の回転ベゼルは、隙間に皮脂や埃が溜まると動きが悪くなります。
無理に回すと内部のスプリングが折れてしまうこともあるので、定期的に柔らかいブラシで洗浄するなど清潔に保つことが大切です。
また、保管場所にも注意が必要です。
テレビやスピーカーの近くなど、磁気が発生する場所は避けてください。
時計が磁気を帯びると、精度が大幅に狂ってしまうからです。
そして意外と見落としがちなのがブレスレットの状態です。
腕に合わないサイズで使い続けると、ブレスのコマ同士が擦れて「伸び」が生じてしまいます。
ブレスの伸びは修理が難しく、交換となると多額の費用がかかるため、自分の腕にフィットするよう正しく調整して使いましょう。
愛情を持って接した時計は、将来的に手放す際にも必ず高い評価を得ることができます。
私たちがサンダーバードを「次世代へ引き継ぐ宝物」として扱うことが、結果としてその価値を守ることに繋がるんですよね。
ロレックスの修理やオーバーホールに関する情報は、ロレックス公式サイト『ロレックスのアフターサービス』をご確認ください。
ロレックスのサンダーバードと芸能人の永遠の魅力
ここまでロレックスのサンダーバードと芸能人の深い関わりや、市場での価値について詳しく見てきました。
サンダーバードというモデルがこれほどまでに愛され続ける理由は、単に木村拓哉さんなどの有名人が着けていたからだけではありません。
ドレスウォッチでもあり、スポーツウォッチでもある。
この境界線を自由に飛び越えるデザインこそが、自身の個性を大切にする芸能人たちの琴線に触れたのでしょう。
2011年に生産が終了してからも、中古市場で「指名買い」が絶えないのは、今のロレックスにはない独特の「遊び心」をこの時計が持っているからだと思います。
他人と同じサブマリーナーやデイトナでは物足りない。
でも、デイトジャストでは少し大人しすぎる。
そんなわがままな願いを叶えてくれるのがサンダーバードなんです。
この記事が、あなたがサンダーバードという素晴らしい時計に出会い、その魅力を深く理解する一助になれば嬉しいです。
一度その翼を腕に乗せれば、きっとあなたもサンダーバードの虜になるはずですよ。
自分だけの特別な1本を見つけ、素晴らしい時計ライフを歩んでいってくださいね。
サンダーバードは個体ごとにベゼルのコンディションや文字盤の焼け具合が大きく異なります。
画像だけで判断せず、可能な限り実店舗に足を運び、実際に自分の腕に乗せてみてください。
その時の直感や「あ、これだ」という感覚は、スペック表だけでは得られない大切な判断基準になります。
あなたにぴったりのサンダーバードに出会えることを心から応援しています!



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