最近、ロレックスの定価割れが2025年の市場において大きな話題となっていますね。
これまで右肩上がりだった相場がなぜ変化したのか、その理由や今後の動向について不安や疑問を感じている方も多いのではないでしょうか?
特にデイトジャストなどの特定モデルにおける買取価格の推移や、いつが買い時なのかという情報は気になるところですよね。
この記事では、そんな市場の変動に関する疑問を解消できるよう、私なりの視点で分かりやすく解説していきます。
- 2025年にロレックスの定価割れが起きている構造的な原因
- 定価改定がもたらした買取価格と実勢価格の逆転現象
- ヨットマスターやデイトジャストなど具体的な定価割れモデルの実態
- 資産価値を維持しやすい「聖域」モデルと今後の市場予測
2025年ロレックス定価割れの真相と要因
まずは、これまで「買えば儲かる」とさえ言われてきたロレックス市場に何が起きているのか、その全体像を見ていきましょう。
2025年に入り、市場の空気感は明らかに変わりました。
単なる人気の下落ではなく、経済状況やメーカーの戦略が複雑に絡み合っているようですね。
なぜ定価割れが起きているのか

結論から言うと、これはバブルの崩壊と正常化のプロセスだと私は考えています。
これまでのロレックス相場は、正直言って少し異常な過熱ぶりでしたよね。
特に大きいのが中国経済の減速とラグジュアリーバブルの崩壊です。
これまで世界の高級時計需要を引っ張ってきた中国市場で、不動産不況などを背景に買い控えが起き、逆に現金化のために時計が売りに出されるケースが増えました。
これにより、市場にモノが溢れて供給過多になっているんです。
- 中国市場の需要減退と在庫放出
- 世界的な金利上昇による投機マネーの流出
- 供給体制の正常化による「枯渇感」の緩和
また、金利が上がったことで「利子を生まない時計」よりも、債券や株にお金を移す動きも活発化しました。
これが投機的な需要を冷え込ませ、相場全体を押し下げる要因になっています。
2025年の価格改定と影響
もう一つの大きな要因は、ロレックス自身による積極的な定価改定、つまり「値上げ」です。
2025年1月にも主要モデルの定価が一斉に上がりましたよね。
例えば、金無垢(ゴールド)モデルの一部では、前年比で10%〜16%もの価格上昇が見られました。
定価が上がれば、当然ながら二次流通市場(並行店や中古店)での価格との差、いわゆる「プレミアム」が縮まります。
定価が急激に上がると、並行相場がそれに追いつかず
結果として「定価 > 並行価格」という逆転現象が起きやすくなります。
買取価格と定価の逆転現象
ここで注意したいのが、「定価割れ」には2つの意味があるということです。
一つは「お店で売っている価格が定価より安い」こと、もう一つは「買取してもらう時に定価より安くなる」ことです。

特に深刻なのが後者の買取価格(リセールバリュー)における定価割れです。
定価が150万円から180万円に上がったとして、中古市場での需要が変わらなければ、買取価格はそう簡単には上がりません。
結果として、正規店で運良く買えたとしても
すぐに売ったら赤字になる、あるいはトントンにしかならないというモデルが増えているんです。
「プレ値で売れるから買う」という層がこのリスクを嫌気して撤退し始めているのも、市場の沈静化に拍車をかけている要因の一つかなと思います。

今後の相場を左右する経済要因
では、今後はどうなるのでしょうか。私は特に「為替(円安)」の動きに注目しています。

現在の日本国内のロレックス相場は、記録的な円安によって支えられている側面が強いです。
海外から見れば日本のロレックスはまだ割安感があるため、インバウンド(訪日外国人)の方々が買ってくれています。
しかし、もしこれが円高方向に振れたらどうなるでしょうか?
円高になれば海外からの需要が減り、輸入コストも下がるため、国内の並行相場が一気に崩れる可能性があります。
これは「実質的な定価割れ」を加速させる大きなリスク要因です。
認定中古と並行市場の関係
ロレックスが開始した「認定中古プログラム(CPO)」も市場にジワジワと影響を与えています。
正規店が高い価格で中古を販売することで、「安心を買いたい層」と「安く買いたい層」の二極化が進んでいる印象です。
ユーザーとしては選択肢が増えた分、どこで買うか、どこで売るかの見極めがより重要になってきましたね。
ロレックス定価割れモデル一覧と購入戦略
ここからは、具体的にどのモデルが定価割れを起こしているのか、あるいは起こしそうなのかを見ていきましょう。
憧れのモデルをお得に手に入れるチャンスかもしれませんし、逆に金銭的な目的で買うなら避けるべきモデルかもしれません。
デイトジャストの不人気モデル
ロレックスの王道、デイトジャスト。
バリエーションが豊富なだけに、モデルによって明暗がはっきり分かれています。

特に注意が必要なのは、以下のような組み合わせです。
- レディースサイズ(28mmなど)の全般
- スムースベゼル × オイスターブレスのシンプルな組み合わせ
- シルバーやホワイトなどのベーシックな文字盤色
これらは供給量も多く、並行店では新品でも定価以下で販売されているケースがよく見られます。
逆に言えば、実用時計として長く使いたい方にとっては、定価よりも安く買える絶好のチャンスとも言えますね。
ヨットマスター金無垢の動向
ラグジュアリースポーツの代表格、ヨットマスターも定価改定の影響をモロに受けています。
特に金無垢(ゴールド)モデルは定価の上昇幅が大きく、実勢相場が追いついていません。
| モデル | 状況 |
|---|---|
| Ref.226659 (WG) | 新定価が500万円を超え、並行価格との乖離が拡大。定価割れリスク高。 |
| Ref.126655 (RG) | こちらも定価が大幅アップ。買取ベースでは定価割れの可能性大。 |
| Ref.226627 (チタン) | 話題性はあったものの相場は安定せず、定価近傍か割れで推移。 |
金無垢モデルは「成功者の証」として素晴らしい時計ですが、新品を定価で買ってすぐに手放すと、かなりの損失が出る可能性がある点は覚悟しておくべきでしょう。
レディースモデルは狙い目か
「ロレックス 定価 割れ」で検索すると、レディースモデルの情報が多く出てきます。
実際、デイトジャストやオイスターパーペチュアルの小ぶりなサイズは、定価割れが常態化しているモデルも多いです。

これはネガティブなことばかりではありません。
パートナーへのプレゼントや、自分へのご褒美として探している女性にとっては
正規店で在庫を探し回る「マラソン」をしなくても、並行店に行けば定価より安く、しかもすぐに手に入るというメリットがあります。
定価割れしないモデルとの比較
一方で、どんなに市場が悪化しても定価を大きく上回り続ける「聖域」のようなモデルも存在します。
これらとの差は広がるばかりです。
- コスモグラフ デイトナ (Ref.126500LN): SSモデルは依然として定価の2倍近い相場を維持。
- GMTマスターII (Ref.126710BLRO): 通称「ペプシ」。生産数が少なく、常に高値安定。
これらのモデルは、中国需要が減ろうが定価が上がろうが、世界的な需要が供給を圧倒的に上回っています。
「定価割れ」とは無縁の世界にいると言っても過言ではありませんね。
1908などドレス系の実情
チェリーニの後継として登場した新作ドレスウォッチ「1908」
非常に美しい時計ですが、資産価値という面では苦戦しています。
発売当初こそご祝儀相場で高値がつきましたが
現在は落ち着きを見せており、中古市場では定価を下回る取引も見られます。
ドレスウォッチはスポーツモデルに比べて需要が限定的であるため、リセールバリューを期待して買うモデルではないかな、というのが正直な感想です。
純粋にデザインやクラフトマンシップを楽しむ、大人のための時計ですね。
ロレックス定価割れ時代の結論
最後に、私なりの結論をお伝えします。
2025年の「ロレックス定価割れ」現象は、決してブランドの価値が落ちたわけではありません。
異常だったバブルが弾け、適正な価格に戻ろうとしている健全な調整局面です。
「転売して儲けよう」という考えの方は慎重になるべき時期ですが「本当にロレックスが好きで、長く愛用したい」という方にとっては、選択肢が増え、価格も落ち着いてきた今は歓迎すべき状況ではないでしょうか。
定価割れしているモデルは「不人気」なのではなく「お買い得」と捉えることもできます。
ご自身のライフスタイルや予算に合わせて、賢い時計選びを楽しんでくださいね。
※本記事における価格や相場情報は執筆時点(2025年12月)の調査に基づく目安であり、将来の資産価値を保証するものではありません。購入や売却の最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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