正規店の扉を開け、期待を胸に「デイトナありますか?」と尋ねる。
しかし、返ってくるのは判で押したような「あいにく在庫がございません」という言葉だけ。
そんな日々が続くと、「本当は裏にあるんじゃないの?」「人を見て売るかどうか決めてるだけなんじゃないの?」と、ロレックスの在庫がないというのは嘘ではないかと疑いたくなってしまうのは、決してあなただけではありません!
私自身、何度も何度も「在庫なし」の壁にぶつかり、悔しい思いをしてきました。
しかし、あきらめきれずに通い詰め、店員さんとの対話を重ねる中で、なぜこれほどまでに買えないのか、その裏側にある複雑な事情が見えてきました。
この記事では、私たちが感じる不信感の正体と、2025年からさらに厳しくなった最新の購入ルール、そしてそれでも希望のモデルを手に入れるための現実的な攻略法について、私の実体験を交えて包み隠さずお話しします。
- 正規店で「在庫がない」と断られる本当の理由とバックヤードの真実
- 店員が裏に下がる数分間に何が行われているのか、その心理と行動
- 2025年から全モデル対象となった厳しい購入制限ルールの詳細と対策
- 転売認定されるリスクと、店員に信頼されるための具体的な振る舞い
ロレックスの在庫がないのは嘘という噂の真相

毎日のように店舗に通っても、まるで壊れたレコードのように「在庫切れ」を告げられる現状。
SNSを開けば「初来店で買えた」「裏から出してもらった」なんて報告が飛び交っているだけに、どうしても疑心暗鬼になってしまいますよね?
ここでは、私たちが感じる「嘘」の正体と、販売店側の決して表には出ない事情、そして「在庫隠し」と揶揄される現象の構造について深掘りしていきます。
店員が裏で何してるのかバックヤードの実態
「少々お待ちください、在庫を確認してまいります」と言って店員さんがバックヤードに消えるあの数分間。
待たされている側としては、「どうせ手ぶらで戻ってくるんでしょ?」と諦め半分、でも「もしかしたら?」という期待半分で、心臓の音が聞こえてきそうな緊張感に包まれますよね。
まず第一に考えられるのは、本当に物理的な在庫を確認しているケースです。
嘘のような話ですが、ロレックスの正規店には毎日何らかの商品が入荷しています。
特に開店直後や、配送業者が来た直後は、店頭に立っているスタッフもその瞬間の正確な在庫状況を把握しきれていないことがあります。
金庫の中を見て、検品が完了しているか、傷のチェックが終わっているか、あるいは他のスタッフが商談予約を入れていないかを確認しているわけです。
しかし、私たちが最も気になるのは「在庫があるのに出さない」ケースですよね?
ここで重要になるのが「上長への決裁・相談」というプロセスです。
デイトナやGMTマスターIIといった超人気モデルの場合、担当した一スタッフの判断だけで販売することは許されていないケースがほとんどです。
「このお客様は本当に時計がお好きなようだ。転売屋ではなさそうだし、服装もしっかりしている。店長、この方にデイトナを案内しても良いでしょうか?」
バックヤードでは、このように防犯カメラの映像なども参照しながら「このお客様に販売すべきか否か」という緊急会議が行われていることがあります。
つまり物理的にモノが「ある」としても、店長からのGOサインが出なければ、店員は「(あなたに案内できる)在庫はありません」と答えるしかありません。
これが、店員さんが嘘をついているように見えてしまう最大の要因であり
同時に私たちが突破しなければならない「見えない審査」の正体なのです。
正規店による在庫隠し疑惑と外商の優先枠

インターネットの掲示板などでよく「在庫隠し」なんて言葉を耳にしますが、これは少し言葉が強いかもしれません。
ただ、百貨店に入っている正規店などにおいて、外商顧客や長年の太客(優良顧客)が優先される文化は、残念ながら厳然として存在します。
想像してみてください。
あなたが店長だとして、年間数百万円も売り上げてくれる常連客と、今日初めて来た一見さん、どちらに希少なデイトナを売りたいでしょうか?
ビジネスの視点で考えれば、長く付き合いがあり、メンテナンスやジュエリーなど他の商品も継続的に購入してくれる顧客を大切にするのは、ある種当然の理屈です。
| 在庫の種類 | 状態 | 一見客への案内 |
|---|---|---|
| フリー在庫 | 誰にでも提案可能な状態 | ◯(タイミング次第) |
| アロケーション在庫 | 特定の顧客向けに確保・調整中 | ×(基本案内なし) |
| 検品中在庫 | 入荷直後で商品登録が未完了 | ×(物理的に販売不可) |
入荷したばかりの希少モデルは、まず「アロケーション在庫」として、VVIPリストに載っている顧客に優先的に打診されることがあります。
そこで買い手がつかなかったり、キャンセルが出たりした場合に初めて、制限のない「フリー在庫」として店頭に並ぶ(あるいはバックヤードから提案される)ことになります。
つまり、私たちが店頭で「在庫はありますか?」と聞いているその瞬間、店の奥深くの金庫には確かにデイトナが眠っているかもしれません。
しかし、それは「まだ誰のものでもない在庫」ではなく「誰かのために確保された在庫」である可能性が高いのです。
これを「嘘」と捉えるか、「配給制のようなもの」と割り切れるかが
ロレックスマラソンを続ける上でのメンタル管理において非常に重要になってきます。
ロレックス店員の態度から読む在庫状況
店員さんの対応が驚くほどそっけないと
「在庫がないから適当にあしらわれているのでは?」
「客として見られていないのかな」と不安になりますよね。
逆に、すごく丁寧に話を聞いてくれたのに、結局笑顔で「ございません」と言われると、上げられた分だけ落差でショックが大きかったりします。
私の長年のマラソン経験から言えるのは
店員の態度の良し悪しは、必ずしもその瞬間の在庫の有無とは直結しないということです。
- 疲弊: 毎日何十、何百回と「在庫ないです」と謝り続けるストレスで、感情が麻痺してしまっている。
- 警戒: 転売目的の「ランナー」だと誤解され、あえて距離を置くことで諦めさせようとしている。
- 忙殺: 本当に業務が忙しく、接客に時間を割けないタイミングだった。
一方で、在庫がないにもかかわらず、時間をかけて親身に話を聞いてくれる店員さんは、将来的な「種まき」をしてくれている可能性が高いです。
あなたの職業、ライフスタイル、なぜそのモデルが欲しいのかといった情報をヒアリングし、頭の中の顧客リストに登録しようとしてくれているのです。
「今日はご案内できませんが、またお近くにお越しの際はぜひお声がけください」という言葉は、単なる社交辞令ではなく「次はチャンスがあるかもしれませんよ」というサインかもしれません。
態度の表面的な良し悪しに一喜一憂するのではなく、いかに「顔と名前と欲しいモデルへの熱意」をポジティブに印象付け、記憶に残してもらうかが、次回以降の勝負を分けます。
買えない理由と供給不足の構造的背景

そもそも、なぜこれほどまでにロレックスは「ない」のでしょうか?
「もっと工場を作って増産すればいいのに」と素朴に思いますよね。
でも、これにはロレックスというブランドならではの深い事情と、現代経済のパラドックスがあるんです。
最大の理由は、世界的な需要の爆発的な増加に対し、生産体制が追いついていないことです。
ロレックスの時計は、単なる工業製品ではありません。
ムーブメントの組み立てから、ケーシング、最終的な精度調整に至るまで、多くの工程で熟練した時計職人の手作業を必要とします。
「Superlative Chronometer(高精度クロノメーター)」という独自の厳しい品質基準を満たすためには、どれだけ需要があっても、製造工程を簡略化したり、スピードを優先して品質を落としたりすることは許されないのです。
- 需要の急増: 世界的なインフレヘッジとしての実物価値需要、暗号資産長者などの富裕層の増加、SNSによる顕示的消費の拡大。
- 供給の硬直性: 職人の育成や工場の新設には数年単位の時間がかかり、需要の変化に即応できない。
- モデルの偏り: 全世界の人々が、デイトナやサブマリーナーなどの特定のスポーツモデルに集中して殺到している。
海外の一部では、人気モデルにはプレミア価格を上乗せしたり、不人気モデルとの抱き合わせ販売が公然と行われていたりしますが、日本の正規店は(表向きは)定価で、在庫があれば誰にでも売るというスタンスを崩していません。
この「定価で買えれば、店を出た瞬間に数百万円の利益が出る」という異常な状態が続く限り、時計ファンだけでなく、投資家や転売業者も市場に参入し続けます。
この「圧倒的な需要超過」がある限り、どれだけ店舗が誠実に対応しようとしても、物理的に商品が足りない状況はすぐには解消されないでしょう。
ロレックスの歴史や企業ポリシーについて興味のある方はロレックス公式サイト『ロレックスについて』をご覧ください。
在庫確認で脈ありと判断できる店員の言動

そんな砂漠のような厳しい状況の中でも、ふとした瞬間にオアシスのようなチャンスが訪れることがあります。
店員さんの何気ない言動やしぐさに、実は「脈ありサイン」が隠されていることがあるんです。
例えば、在庫確認から戻ってきた店員さんが、手ぶらであるにもかかわらず、すぐに会話を終わらせようとせず「今日はお時間大丈夫ですか?」と聞いてきたり「ちなみに、黒文字盤以外でもご検討されますか?」といった具体的な逆質問を投げかけてきたりした場合、これはかなり期待値が高い状況です。
単にお断りするだけなら、客を長居させるような質問をする必要がないからです。
これは、バックヤードに「希望とは少し違うけれど案内できる在庫(例:白文字盤やコンビモデル)」がある場合や「今は出せないが、もう少し会話をして人物を見極めたい」という審査の最終段階に入っている可能性があります。
また、自分の名刺を渡してくれたり「私は〇曜日と〇曜日に出勤しております」とシフトを教えてくれたりする場合も、あなたを「一見さん」ではなく「顧客」として認識し始めている証拠です。
そして最強のサインは、カウンターではなく、店舗の奥にある個室や、普段はロープが張られている商談スペースへ案内されること。これはもう、ほぼ「提案確定」と言っていいでしょう。
こうしたサインを見逃さず、焦らず騒がず、誠実に対応することが、マラソン完走へのウイニングランとなります。
ロレックスの在庫がないのは嘘と感じる時の対策
「嘘だ」「隠してる」と嘆いていても、残念ながら状況は変わりません。
重要なのは、今の市場のルールを正しく理解し、その中でどう立ち回れば確率を上げられるかを考えることです。
特に直近の2024年末から2025年にかけてのルール変更は、これまでの常識を覆すほど影響が大きいので、しっかり対策を練りましょう。
2026年の購入制限と入荷タイミングの傾向
これからマラソンを始める方、あるいは久しぶりに再開する方が絶対に知っておかなければならないのが、購入制限ルールの劇的な厳格化です。
2024年12月16日頃から、ロレックス正規店では転売対策として、過去に例を見ないほど厳しいルールが導入されています。
- 全モデル6ヶ月制限:
デイトナなどの人気モデルに限らず、オイスターパーペチュアルやデイトジャストなど、どのモデルを購入しても、その後6ヶ月間は新たなロレックス(全モデル)を正規店で購入できなくなりました。 - 指定モデルの1年/5年制限:
デイトナやGMTマスターIIなどの特定人気モデル(指定モデル)に関しては、さらに厳しく、同カテゴリ内は1年間、同一型番は5年間の購入制限がかかります。 - クレジットカード必須:
購入時の決済は、顔写真付き身分証と同一名義のクレジットカードが必要となり、現金のみでの購入は不可となりました(併用は可)。
これが何を意味するかというと、これまでの「まずは買いやすいモデルを買って実績を作る」という、いわゆる「刻み」や「わらしべ長者」的な戦略が完全に封じられたということです。
入荷タイミングに関しては、一般的に「平日の昼下がり(13時~16時頃)」が狙い目と言われています。土日祝日は来店客が多すぎて、検品や品出しを行う物理的な余裕がなく、店員さんも接客に追われているためです。
逆に平日は物流が動き、店員さんにも心身の余裕があるため、じっくりと商談に応じてもらえる確率が高まります。
ただ、これも店舗ごとの入荷リズムやシフトによるので、足繁く通ってその店の「癖」を見抜くしかありません。
買える人の特徴と服装や会話の重要性

最終的に「在庫を出してもらえる人」には共通点があります。
それは「本当にロレックスが好きで、転売などせず、長く大切に使ってくれそうな人」です。
服装は、全身をハイブランドで固める必要はありませんが「清潔感」と「社会的信用」を感じさせるTPOは必須です。
ジャージ、サンダル、ダメージジーンズといったラフすぎる格好で数百万円の時計を買いに来る人を、店側がどう思うか想像してみてください。
「この人に売ってもトラブルになりそうだな」「転売屋の雇われ人かな」と警戒されても仕方ありません。
オフィスカジュアルや、襟付きのシャツにジャケットといった、小綺麗な格好を心がけましょう。
会話においては「金銭的価値」「リセールバリュー」「今の相場」といったお金に関する話は絶対のNGワードです。
それよりも「なぜそのモデルが欲しいのか」「どんなシーンで使いたいか」を熱意を持って伝えることが大切です。
- 「もうすぐ子供が生まれるので、生まれ年の時計を買って、将来譲りたいんです」
- 「仕事で大きなプロジェクトが成功したので、その記念に一生使えるサブマリーナーを探しています」
- 「以前こちらで買ったデイトジャストが素晴らしくて、次はスポーツモデルにも挑戦したいんです」
こうした具体的なストーリーは、店員さんの心を動かし
「この人のために在庫を探してあげたい」と思わせる大きな要素になります。
モデル別の入手難易度ランクと狙い目
闇雲に「なんでもいいからスポーツモデル」と探すのではなく、各モデルの難易度を知って戦略的な目標を立てることも大切です。
私の感覚と市場の動向を元に、2026年現在の入手難易度をランク付けしてみました。
| ランク | 難易度 | 該当モデル例 | 攻略コメント |
|---|---|---|---|
| SSS | 幻級 | デイトナ(SS白)、GMTマスターII(メテオライト) | 一見さんでの入手は天文学的確率。長年の信頼関係と購入実績を持つ超優良顧客向け。マラソンの最終到達点。 |
| SS | 極難 | デイトナ(SS黒)、GMTマスターII(ペプシ/バットマン) | 数年単位のマラソン覚悟。タイミング、店員との相性、運の全てが揃わなければ出てこない。転売警戒レベル最大。 |
| S | 困難 | サブマリーナー(緑)、スカイドゥエラー(青) | 競争率が極めて高い。頻繁な来店と熱意あるコミュニケーションで、稀にチャンスが巡ってくるレベル。 |
| A | 高難度 | サブマリーナー(黒)、エクスプローラー I | ファーストロレックスとして現実的に狙える最高峰。入荷頻度は比較的あるが即完売するためタイミング勝負。 |
| B | 中難度 | デイトジャスト41(青・緑)、オイスターパーペチュアル | 店頭には並ばないが、在庫確認で出てくる可能性がある。ビジネス用途としての需要も高く、提案されやすい。 |
新ルールにより「何か買うと半年間買えない」ため、安易にBランクで妥協するか、Aランク以上が出るまで粘るかは非常に悩ましい選択です。
しかし、まずはAランクやBランクあたりを狙って店員さんとの関係値を築き、ロレックスユーザーとしての信頼を獲得してから、数年越しでSSランクを目指すのが、遠回りのようで一番の近道かもしれません。
転売がバレると恐ろしいブラックリスト
最後に、絶対にやってはいけないことへの警告です。
運良く購入できたとしても、すぐに転売して利益を得ようとすると、取り返しのつかないことになります。
ロレックスでは、購入者の個人情報と時計のシリアルナンバー(固有番号)が厳重に紐付けられて管理されています。
もし転売された時計が中古市場に流れ、次の持ち主が修理やメンテナンスのために正規サービスセンターに持ち込んだ場合、登録されている購入者情報と依頼者が異なることから、転売の事実が発覚します。
一度「転売認定」されてしまうと、その情報は系列店舗間で共有され
事実上の「ブラックリスト」入りとなります。
以降、そのグループの店舗では、どんなに在庫があっても「在庫なし」と言われ続け、二度とロレックスを購入できなくなる可能性が高いです。
営利目的で反復継続して転売を行う場合、古物商許可を持っていないと「古物営業法違反(無許可営業)」として警察の取り締まり対象となり、3年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される法的リスクも存在します。
目先の数十万円の利益のために、将来ロレックスを楽しむ権利や社会的信用を全て捨てるのは、あまりにもリスクが大きすぎます。
「自分で使うために買う」この原点を忘れないようにしましょう。
まとめ:ロレックスの在庫がないのは嘘ではない
結論として「ロレックス 在庫 ない 嘘」という噂に関しては「物理的にない場合」と「案内できる在庫がない(アロケーション対象外)場合」の両方が存在するというのが真実だと言えるでしょう。
しかし、決して「絶対に買えない」わけではありません。
2026年の新ルールを正しく理解し、清潔感のある身だしなみと、店員さんへのリスペクトを持ったコミュニケーションを心がければ、いつか必ず運命の1本に出会えるはずです。
私も何度も心が折れそうになりながらも踏ん張って、半年以上マラソンで通い続けた結果、素晴らしい相棒と巡り会えた経験があります。
なのでロレックスマラソンは決して無駄な努力にはなりません!
この記事が、あなたのロレックスマラソンの助けになり
いつか腕に希望のモデルが輝く日が来ることを心から願っています(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪


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