こんにちはUrban Time Museを運営しているmasaです。
時計好きなら一度はその鮮やかな色彩に目を奪われてしまう、オーデマピゲのロイヤルオーク、ターコイズダイヤル。
SNSやメディアで見かけるたびに、一体いくらで買えるんだろうと気になりますよね。

オーデマピゲのターコイズの定価を知りたい方はもちろん、最近の15550BAの買取相場や、将来的なオーデマピゲのターコイズの価値について詳しく知りたいという方も多いのではないでしょうか。
また、ロイヤルオークの37mmというサイズ感が自分の手首に合うのか?
あるいは15550STとの違いは何なのか?
気になりだすと止まらない魅力がこのモデルにはあります。
川口春奈さんの時計としても話題になったこの一本ですが、実際に手にいれるためのハードルや、今の市場がどうなっているのか、私なりに調べて感じたことをまとめてみました。
この記事を読めば、今のリアルな状況がきっと見えてくるはずですよ。
- オーデマピゲのターコイズの最新定価と二次流通市場の価格差
- 天然ターコイズダイヤルならではの個体差や技術的なこだわり
- 37mmサイズが日本人の手首に馴染む理由と男女問わない人気
- 価値や将来的なディスコンの可能性と購入の注意点
オーデマピゲのターコイズの最新定価とモデルの全貌
まずは、このモデルがどんな時計なのか、そのスペックや人気の理由を掘り下げてみましょう。
単なる「トレンドの青い時計」という言葉だけでは片付けられない、オーデマピゲの本気が詰まった特別な背景が見えてきます。
15550BAの基本スペックと天然石ダイヤルの魅力
このモデルの正式名称は「ロイヤル オーク オートマティック 37mm ターコイズ (Ref. 15550BA.OO.1356BA.01)」といいます。
一般的なブランドが出しているターコイズブルーの時計は、そのほとんどがラッカー(塗料)による着色ですが、オーデマピゲは違います。
本物の天然石を、わずか0.75mmという驚異的な薄さにスライスしてダイヤルに仕立てているんです。

この「0.75mm」という薄さは想像を絶する世界です。
ターコイズは硬度がある一方で非常に脆い(多孔質で割れやすい)性質を持っているため
この薄さに研磨するだけでも相当な技術と時間がかかります。
さらに、その極薄の石の板にゴールド製のインデックスやAPロゴを植字する工程は、まさに綱渡り。
少しでも圧力がかかりすぎれば石がパリンと割れてしまうため、熟練の職人さんによる手作業が不可欠なんです。
この「工芸品としての密度」が、他のブランドとは一線を画す高級感を醸し出している理由かなと思います。
| 項目 | 詳細仕様 |
|---|---|
| ブランド / コレクション | オーデマ ピゲ / ロイヤル オーク オートマティック |
| リファレンス (型番) | 15550BA.OO.1356BA.01 |
| ケース素材 | 18K イエローゴールド |
| ダイヤル素材 | メキシコ産天然ターコイズ |
| ムーブメント | 自社製キャリバー 5900 (自動巻き) |
| 振動数 | 28,800振動/時 (4Hz) |
| パワーリザーブ | 約60時間 |
| ケース径 / 厚さ | 37 mm / 9.3 mm |
ムーブメントには、以前の37mmモデルに搭載されていた3120から刷新された「キャリバー 5900」が採用されています。
厚みが3.9mmに抑えられたことで、時計全体のシルエットがよりスタイリッシュになりました。
また、振動数が4Hz(ハイビート)になったことで、日常的に使う際の精度も向上しているのは、時計ファンとしては嬉しいポイントですね。
見た目だけでなく、中身もしっかり最新技術にアップデートされているあたりに、オーデマピゲの誠実さを感じます。
37mmとイエローゴールドが実現する至高のサイズ感
ロイヤルオークといえば、ジェラルド・ジェンタがデザインしたオリジナル「ジャンボ」の39mmや、現代的な41mmがメンズサイズの定番でした。
しかし、この15550BAが採用している37mmというサイズは、私たちが日常で着けるなら「これ以上ない黄金比」なんじゃないかなと感じています。
特に欧米人に比べて手首が細めな傾向にある日本人男性にとって、ラグ(ケースの端)が手首から飛び出さない37mmは、収まりが非常に良く、シャツの袖口にもスムーズに入り込みます。

これが41mmだと少し主張が強すぎて、着る服を選んでしまうかもしれませんが、37mmなら適度な存在感を保ちつつ、上品なドレスウォッチのような佇まいも併せ持っています。
最近は時計の「ダウンサイジング(小型化)」が世界的なトレンドになっていますが、まさにその最先端をいくサイズ選びですよね。
ジェンダーレスで楽しめるシェアウォッチとしての側面
このサイズ感のもう一つのメリットは、男性だけでなく女性が着けても最高にカッコいいということです。
女性が少しオーバーサイズ気味に、イエローゴールドとターコイズの鮮やかな一本を手首に纏うスタイルは、非常に現代的で洗練されています。
パートナーと「シェアウォッチ」として共有できるのも、今の時代に合った楽しみ方かもしれませんね。
夫婦でこの一本を共有するなんて、最高に贅沢な時計ライフだと思いませんか?
川口春奈さんら芸能人も愛用する注目度と人気の理由
この時計を一躍有名にした大きな要因の一つに、女優の川口春奈さんの愛用があります。
彼女が自身のYouTubeチャンネルやメディアでこの「金無垢×ターコイズ」のロイヤルオークをさらりと着けている姿を見て「あの綺麗な青い時計はどこの?」と気になった方も多いのではないでしょうか。
彼女のようなファッションアイコンが、コンサバティブなイメージのあった金無垢時計を、Tシャツやカジュアルなスタイルに合わせて着けこなす姿は、まさに新時代のラグジュアリーを体現していました。
2020年代に入り、パテック フィリップのノーチラス・ティファニーブルーが市場を席巻したことで「ターコイズブルー」という色が一種の社会的ステータスになりましたが、オーデマピゲの回答は単なる流行の追随ではありませんでした。
天然石を使うことで「塗装では出せない本物の深み」を提示したことが、本物志向の著名人たちに刺さったんだと思います。

芸能界やスポーツ界で活躍する成功者たちが、こぞってこのモデルを求めるのは、単に高価だからという理由だけではありません。
天然ターコイズという「地球が数千万年かけて作った素材」を、オーデマピゲという最高峰の技術で形にする。
そのストーリー性に、多くの人が魅了されているんですよね。
SNSでの拡散力も相まって
今や「最も手に入りにくいロイヤルオーク」の一つとしての地位を不動のものにしています。
15550STのアイスブルーとターコイズの違い
同じ37mmのロイヤルオークを探していると、ステンレススティール製の「アイスブルー(ライトブルー)」ダイヤル、型番15550STを見かけることがあるかもしれません。
画像で見ると似たような水色に見えることもあるのですが、実物は全くの別物です。
私自身、最初は「色が似ていればいいかな」なんて思ったりもしましたが、詳しく知れば知るほど、その格の違いに驚かされました。
- 素材: STはステンレススティール、BAは18Kイエローゴールド
- ダイヤル: STはタペストリー模様のラッカー、BAは天然石(ターコイズ)
- 希少性: STも人気ですが、BA(ターコイズ)は生産数が圧倒的に少ない

一番の違いはやはり「文字盤の表情」です。
15550STのアイスブルーはロイヤルオーク伝統の格子状の模様(タペストリー)が刻まれており、光の反射で繊細に煌めく美しさがあります。
対してターコイズは、石そのものの質感を生かしたフラットでソリッドな表情。
価格面でも15550STが二次流通で500~600万円程度なのに対し、ターコイズの15550BAは2,400万円オーバー……。
約4倍近い価格差があるわけですが、これは単に「金を使っているから」だけではなく、天然石ダイヤルの製造がいかに困難で、希少な存在であるかを市場が評価した結果と言えますね。
メキシコ産天然ターコイズによるダイヤルごとの個体差
天然石ダイヤルの最大の醍醐味といえば、やはり「世界に二つと同じものが存在しない」という個体差に尽きます。
メキシコ産のターコイズ原石から切り出された文字盤は、一つひとつが異なる表情を持っています。
雲ひとつない抜けるような青空を思わせる個体もあれば、天然石ならではの証である黒や茶色の筋状の模様(マトリックス)がうっすらと入っている個体もあります。
時計愛好家の間では、一般的に「不純物のない、均一で鮮やかなブルー」が最も高く評価される傾向にあります。
しかし、一方で「天然石だからこそ、その石が持つ個性を楽しみたい」と、あえて特徴的な模様が入った個体を探す熱心なコレクターも少なくありません。
自分だけの一本、自分だけの模様。
これこそが、大量生産される工業製品としての時計にはない、工芸品としてのロマンですよね。
ターコイズは「空の石」とも呼ばれ、古くから旅の安全を守るお守りとしても大切にされてきました。
成功者がこの時計を身に着けるのは、その輝かしい未来を守ってくれるような、不思議な力を感じているからかもしれませんね。
ただし、天然素材ゆえに紫外線や強い衝撃には注意が必要です。
大切に扱うことで、自分と一緒に時を重ねていく相棒になってくれるはずです。
オーデマピゲのターコイズを定価以上で狙う価値と市場
さて、ここからは私たちが最も直面したくない、でも避けては通れない「お金と流通」の現実についてお話しします。
夢のある時計ですが、市場の状況はかなりシビアです。

二次流通のプレミア価格と最新の買取相場を徹底解説
皆さんが一番気になっている「オーデマピゲ ターコイズ 定価」ですが、2026年現在の正規店定価は約950万円前後(税込)となっています。
発売当初の700万円台から、為替の影響や材料費の高騰で何度も価格改定が行われ、ついに大台が見えるところまで来ました。
私たちのような一般のユーザーが今すぐ手に入れようとすると、二次流通(並行輸入店や中古店)を利用することになりますが、そこには驚愕のプレミア価格が待ち構えています。
現在の販売価格相場は、未使用品で約2,400万~2,800万円。
定価の2.5倍から3倍という、もはや家が一軒買えてしまうような金額です。
これほどまでに価格が跳ね上がっているのは、供給が需要に全く追いついていないからです。
| 価格カテゴリ | 金額目安 (日本円) | 備考 |
|---|---|---|
| 正規ブティック定価 | 約 9,130,000円 ~ | 入手難易度は最高ランクのS |
| 二次流通 販売相場 | 約 24,000,000円 ~ 28,000,000円 | 個体の模様や状態で数百万円変動 |
| 買取価格相場 | 約 18,300,000円 ~ 24,000,000円 | 定価を大きく上回るリセールバリュー |
買取相場を見ても分かる通り、運良く定価で買えた瞬間に1,000万円以上の含み益が出る計算になります。
この異常なまでの価値が転売目的の層も引き寄せてしまい、さらに購入難易度を上げるというスパイラルに陥っているのが今の現状です。
※これらの数値はあくまで目安であり、実際の価格は店舗や時期によって異なります。
正規店での購入実績が必須となる驚異的な入手難易度
「自分も定価で予約したい!」と思うのは当然ですが、残念ながらオーデマピゲのブティックでは、一見さん(初めてのお客さん)がこのモデルを予約することはほぼ不可能です。
このターコイズモデルを案内してもらうためには、過去に「CODE 11.59」や「ロイヤル オーク オフショア」などのモデルを複数本購入しているといった圧倒的な購入実績が必要になると言われています。
いわば、ブランドへの忠誠心を試されるような形ですね。
私たちがこの時計を手に入れるためのルートを考えると、現実的には「二次流通で数千万円払って今すぐ買う」か、「正規店で他のモデルから買い始めて、数年かけて信頼を築く」かの二択になります。
どちらにせよ、相当な覚悟と資金が必要です。
ただ、オーデマピゲは顧客一人ひとりを大切にするブランドでもあるので、時間はかかっても熱意を持って通い続けることで、道が開けることもあるかもしれません。
担当者の方と「時計への愛」を語り合うことから始めるのが、遠回りのようで一番の近道なのかもしれませんね。
価値を支える金相場の高騰と円安による資産防衛
なぜこのモデルがこれほど高値を維持し続けているのか?
その大きな要因の一つに、原材料である「金(イエローゴールド)」そのものの価値上昇があります。
近年の世界情勢により、金相場は歴史的な高値を更新し続けています。
金無垢時計は、時計としての価値が万が一下がったとしても、貴金属としての物理的な価値が残るため、富裕層からは「非常に手堅い宝」と見なされているんです。
特に日本では、長期にわたる円安の影響で「円」という通貨で資産を持つリスクを感じている人が増えています。
ロイヤルオークのような世界中で価値が認められている時計は、ドルやスイスフラン建てでの価値が保たれるため、日本円の価値が下がっても守ってくれる「ポータブルアセット(持ち運び可能な価値)」として機能します。
金相場の推移(出典:三菱マテリアル『金価格推移』)などを見ても、今後さらにゴールドモデルの価値は下支えされていくのではないかな、と私個人は考えています。

2026年以降の価格改定やディスコンの将来予測
今後の展望についてですが、私は「さらなる定価上昇」と「生産終了(ディスコン)のリスク」の両方を念頭に置いておくべきだと思っています。
オーデマピゲは近年、スイスフラン高の影響を受けて頻繁に価格改定を行っています。
2026年以降も、この傾向が続く可能性は高く、定価が1,000万円を超える日もそう遠くないかもしれません。
定価が上がれば、それと連動して中古市場の相場も一段階引き上げられるのが通例です。
さらに注視すべきはディスコンです。
天然石ダイヤルは、良質な原石が手に入らなくなったり、歩留まりの悪さから製造コストが採算に合わなくなったりしたタイミングで、予告なくディスコンになるケースが非常に多いです。
もし15550BAがディスコンになれば、その希少性はさらに跳ね上がり、二次流通価格は3,000万円、あるいはそれ以上の未知の領域に突入する可能性もあります。
もし本気で狙っているなら「今が一番安い」という言葉が現実味を帯びて聞こえてきますね。
並行輸入店での個体の選び方と天然石ダイヤルの注意点
もし、予算をクリアして並行輸入店や中古店で購入を決断する場合、必ずチェックしてほしいのが「ダイヤルのコンディション」です。
先ほどもお伝えした通り、天然ターコイズは非常にデリケートです。
強い衝撃を受けた形跡がないか、特にインデックスやロゴの植字部分の周囲に、肉眼では見えないような微細なヒビ(クラック)がないか、ルーペを借りて徹底的に確認することをおすすめします。
また、付属品(箱・保証書)が完備されていることはもちろんですが、保証書の日付が新しいものほど価値が高くなります。
天然石の模様についても、自分の好みに合っているかをじっくり吟味してください。
高額な買い物ですから、焦りは禁物です。
「この模様こそが自分の運命の一本だ」と思える個体に出会えるまで、複数の店舗を回るくらいの粘り強さがあっても良いと思います。
一生モノの相棒を選ぶプロセスそのものも、時計好きとしての幸せな時間ですからね。
高額な時計の売買には、常に偽造品や偽サイトのリスクが伴います。
必ず、長年の実績がある信頼できる実店舗や、大手並行輸入店を選ぶようにしてください。
また、価値についても市場環境に左右されるため、投資としての最終的な判断は公式サイトの情報を確認した上で、自己責任で行うようお願いいたします。
まとめ 定価で追うオーデマピゲのターコイズの将来性
ここまで、オーデマピゲのターコイズ、Ref. 15550BAについて詳しく見てきました。
定価の950万円という数字は、単なる販売価格ではなく、ブランドが選んだ「特別な人」へ贈る招待状のようなもの。
一方で、二次流通の2,500万円という価格は、その招待状を待たずに手に入れるための、ある種の「自由への対価」と言えるかもしれません。
流行り廃りの激しい今の世の中で、これほどまでに人々を熱狂させ、価値を高め続けている時計は他にありません。
たとえ流行の色が変わったとしても、オーデマピゲが天然石で作り上げたこの芸術品は、ヴィンテージとしての価値を保ちながら、数十年後も語り継がれていくことでしょう。
「いつかはこの一本を」という夢を持ち続けることは、日々の仕事を頑張る大きなモチベーションになりますよね。
私自身も、いつかこの美しい青い文字盤を自分の手首に巻ける日を夢見て、時計への愛を深めていきたいと思います。皆さんの時計選びが、最高に満足のいくものになるよう心から応援しています!


コメント